東京都交響楽団第877回定期演奏会Bシリーズ

東京都交響楽団第877回定期演奏会Bシリーズ
2019年4月20日  14時       サントリーホール
大野和士(指揮) 東京都交響楽団

武満徹:鳥は星形の庭に降りる(1977)
シベリウス:交響曲第6番ニ短調作品104
ラフマニノフ:交響的舞曲作品45

遠方勤務のため武満作品は聴けず。このプログラム前半は静謐、後半は不思議な世界。
よく考えられた構成です。
 シベリウス6番は解りにくい作品ですが、今回も大野の指揮で少し理解できましたが、静かな雪の降るような北欧風などど類型化できない、不思議な魅力の作品です。
弦楽器は硬質で美しく繊細、木管は相変わらず見事です。
 コンサートマスターは四方恭子氏。

 後半のラフマニノフ、見事でした。第1楽章では活躍できた過去を振り返る人間の一時の哀愁といった趣きです。サキソフォン、音も表現力もお見事です。第2楽章はなぜかのらない重い舞曲、第3楽章は怒りの日が現れ、終盤にまで続きます。この曲も木管楽器が見事、金管楽器底光りのする音色。
 ラフマニノフの最後の作品ですがどうように人生を振り返っているのでしょうか。なぜ怒りの日なのでしょうか。今後考えたいと思います。

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